これまでのあゆみ

GP取得前の活動内容

緒言

大学における就職・資格取得支援のあり方に関する調査報告書(平成14年3月) - 就職・資格取得支援検討プロジェクト - 大学における就職・資格取得支援のあり方に関する調査報告書(平成14年3月) - 就職・資格取得支援検討プロジェクト -

最近の日本経済は不況の長期化が定着し、新規学卒者の就職率が年々低下の傾向をたどる厳しい現実に直面している。その対策のひとつとして、我々は昨年秋、資格取得・就職試験対策支援プロジェクトを発足させ、本格的活動を開始したところである。

大学の果たすべき役割のひとつは、世間の動きがどうあろうとも、純粋に学問的研究を行うことにある。それと矛盾するようだが、学生の教育では、社会の動きを注意深く見守り、学生のニーズに積極的に応えてゆくことがもうひとつの役割なのである。

従来、大卒者とくに文科系に対して社会から求められたのは、ゼネラリストとしての資質であったように思う。そのためには、やや高踏的であっても、一般教養的な要素を尊重する気風があった。しかし<大学は出たけれど>就職先が見つからないという事態が起こりうる状況では<武士は食わねど高楊枝>と言ってはいられない。

資格取得・就職試験対策支援は、これまでも無かった訳ではない。それは教官個人の判断と裁量にまかされて、散発的であったため、必ずしも十分な成果が上がらないままに終ることが多かった。本プロジェクトはこれらの反省を踏まえて、組織的・系統的・継続的な取り組みを確立することを目的として、とりあえず、第一年次の成果をとりまとめた。

したがって、本プロジェクトは、来年度以降も続ける予定である。とくに今年度は諸般の事情で実施できなかった企業側の意向も含めて、調査を継続したい。ご賛同をいただける方には是非参加をお願いしたい。併せて、本プロジェクトに対し、大学側が継続的な支援体制を取ってくれることを希望する。

プロジェクト代表 加納 喜光
茨城大学 茨城大学 大学教育センター 根力育成プログラム